リニューアルしておもしろさを増した
大阪中之島にある大阪府立中之島図書館はリニューアル工事が終了し、さらに楽しさいっぱいの図書館となっています。
完成から100年という長い歴史を持っている図書館は、閑静な立地条件の図書館で、研究者、また本が好きという方々に長年愛され続けてきました。
明治37年、1904年に開館、100年以上の歴史を持ち、この建物は重要文化財指定を受けています。
蔵書数は約50万点と、長い歴史の中で沢山の本を貯蔵してきたことがわかります。
住友家の第15代住友左衛門友純という方が資金を寄贈、対象1年に増築を行い、現在の図書館が完成しました。
重厚な作りの図書館はその外観を見るだけでも歴史を感じます。
建物がみる者を圧倒する
大阪府立中之島図書館の建物はバロック様式で建築され、大正時代の美しい建物をそのままに残しています。
正面にある大階段のポルティコには、コリント式という列柱が並び、日本の建築物とは思えない重厚感があります。
パルティノン神殿のような柱、その作りは、本当にこの時代に存在していることが信じられないほどに魅力的なのです。
内装も海外の建物のように美しい
内装も非常に素晴らしく、上を見上げると天井のドーム屋根が吹き抜けとなっていて、円形ホールがあります。
ドームからは自然光が入るように作られていて、優雅にカーブを作っている姿、また階段もまるで舞台装置のような美しさを誇っています。
地代を感じさせる図書館ですが、設備が素晴らしく、無線LAN、電源が完備されているので、パソコンを持ち込んで勉強ということもできますし、おなかがすいたときには休憩室に食べ物を持ちこんで食べることもできます。
パソコンを持ち込む際にはメルアドを登録することが必要となります。
登録して無線LANを利用できるIDを図書館からもらえば、パソコンを持ち込み作業する事が可能です。
3Dマッピングがすごい
100年以上という歴史を持っているこの図書館で、3Dマッピングを楽しむことができます。
正面の壁をスクリーンとして行われる巨大な絵画と音楽の3Dマッピングは圧巻で、この図書館に日々訪れている人以外にも、多くの方が見学にやってきます。
冬になると無料で行われているので、この3Dマッピングも一度見ておきたい幻想的なイベントです。
近くにある大阪昼光公会堂には、ランチやカフェ、ディナーを楽しめるレストランもありますし、シャンパン食堂の洋食屋さんというお店も大人気です。
大阪らしいリーズナブルな金額でおいしい食事がいただけるので、多くの人たでにぎわっています。
図書館で調べ物をしたり、本をじっくり読んで、近くのレストランでお食事を楽しむというのもいいでしょう。